机が狭いと思っていたときにモニターアームを買ったら最高だった話
2018/05/30
動機: 机の奥行きが足りないと思っていた
私は普段写真のような構成で作業していました。
- デスク(奥行550mm, 幅1000mm)
- ノートPC: macbook pro(early 2015)
- ディスプレイ: acer P193W (19inch wide)
- Amazonベーシックモニタースタンド
デスクが広く使えなくて、作業できないほど辛いというほどではないですが少し作業しづらいなという感覚でした。どのあたりが困っていたかというと、Macbook Proが机のかなり手前にあって、キーをタイプするとき、机の縁に手首の近くで支えないといけなくて不安定という点です。打ちにくいだけならまだしも、割と腕がつかれるんですね、これ。
そういうわけで、奥行きが700mmくらいあるデスクに買い替えたいなぁ、でもこの机去年買ったばかりだし、新しいの買おうとすると高いしなぁ、でもほしいなぁ、と葛藤する日々が続きました。
もともと私はラップトップのちょうど真上にディスプレイを配置したいという気持ちがあり、最初の写真のように、モニタースタンドを使ってディスプレイの高さを底上げしていました。これを使わなければ正直作業にならないので必要だったのです。仮にディスプレイを机に直に置いたところで、ディスプレイの足は安定性を確保するためにそれなりに大きい足があります。それほど机上のデッドスペースは減りません。この構成はそれなりに気に入っていたのですが、軽い不便さを感じてはいました。
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そこで一つのアイデアが浮かびました。 ひょっとしてモニタースタンドをモニターアームに置き換えればデスクのデッドスペースが減るのではないか。
モニターアーム初購入
思い立ったのは昨日の夜22時頃でした。思い立ってからはすぐ行動するのが私の信条なので、すぐさまモニターアームを選定し、Amazonでポチりました。そしたら今日のお昼には届きました。注文した品はこちらです。
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レビューを見たところ34型ウルトラワイドディスプレイで使えるとのことだったので、私の19インチのディスプレイであれば余裕があると思い選定しました。あと一つ注意したいのはVESA規格75mm/100mm
に準拠しているディスプレイであることです。
簡単に言えばディスプレイを壁掛けしたり、ディスプレイアームに設置するための穴がどうついているか、どれくらいの重さまで耐えられるかという規格です。
モニターアームの設置はクランプで挟み込む型なので、机の天板が挟める安定性を持っているかは確認したほうがいいかもしれません。
組み立て
組み立てはそこまで大変ではありません。やることは、ディスプレイ本体とアームをマウントする作業と、机にポールを設置する作業、ポールにアームを設置する作業だけです。15分くらいで設置が可能です。作業手順書にはいくつかプラスで組立作業が書いてありましたが、すでに組み上がっている工程もあったのでラッキーな気持ちになりました。
結果
こんな感じになりました。ディスプレイの足元のスペースが空いたことでMacbook Proを奥に置けるようになりました。さらに、期待していなかったのですが、ディスプレイの高さが自由に調節できるようになったこと、ディスプレイのうつむき加減の調整の自由度があがったこと、が結構嬉しいです。普段椅子にがっつりもたれかかって作業するので、ディスプレイには結構下を向いておいてほしいのですが、これもいい感じになりました。
問題になっていた腕の置き場もしっかり確保できています。腕の細い部分だけで支えることなく、太めのところでしっかり支えられています。手首付近の動きに自由度が上がったのでタイピングのしやすさは格段に向上しました。
アームを手前に持ってきて角度をつけるとこんな感じになります。ちょっとドラマにでてくるハッカーっぽい気分とか、歯医者さんのモニターっぽい気分になれます。
ディスプレイの裏はこんな感じになっています。ポールの近くに左右に1軸、アームの真ん中で左右1軸、ディスプレイ付近で左右回転方向に1軸、上下方向に1軸の計4軸です。かなり自由度が高いです。
まとめ: まだディスプレイアームを使っていない人にはおすすめしたい
机を広く取ることで、コーディング中にノートを開いて手書きのメモをしたり、単純に広々と使えたりすることで、ストレスフリーな開発環境が手に入ります。
ディスプレイ付属のディスプレイスタンドがいまいちだと感じている方、テーブルを広く使ってみたい方に是非ディスプレイアームをおすすめしたいです。
今回買ったものは4000円程度で手に入りますので、まずは試してみてはいかがでしょうか。大型ディスプレイをお使いの方はご自身のディスプレイに合ったディスプレイアームを探してみてください。