きゃべログ

作業机の柱に折り畳みテーブルを作って疑似L字デスク化した

DIY雑記

新年早々DIYをやった

2021年が始まって間もないですが、机のスペースがちょっと狭く感じてきたので拡張しようと思い立ち、柱に折り畳み式の作業台を作りました。

できたもの

こんな感じに仕上がりました。(今回作ったのは椅子の奥に見える小さいテーブルです。)

完成図

折りたためる

テーブルだけ拡大するとこんな感じです。 2度くらい傾いていますが気にしません。

折り畳みテーブル拡大(開き)

邪魔だと思ったら折りたたむことができます。

折り畳みテーブル拡大(畳み)

すぐに手が届く

メインの作業机に置くと邪魔だけれど、すぐ手に取れるところに本を置きたい時にとても便利です。

本を置いてみる

MIDIキーボードを置いて小室哲哉さんの気持ちになることもできます。

キーボードを置いてみる

前提: 柱について

いきなり「柱に折り畳みテーブルを作った」と柱についてまったく説明無しで書き始めてしまい、状況がよくわからないと思うので軽く補足します。 2020年夏、部屋に柱を6本立てて棚を作りました。

作った柱

賃貸マンションに住んでいるため、壁に穴を開けるわけにもいかないので、天井と床に突っ張って柱を張ることができるディアウォールという商品を使っています。1x4や2x4のSPF材など比較的手に入りやすい木材を買ってきて簡単に取り付けることができます。

ちなみにInstagramで「#ディアウォール」というハッシュタグで検索するとインスタ映えな写真が大量に出てきます。

作業工程としては柱となる木材をサンダーでやすりをかけて、ペイントして、乾燥させて、設置する、というものでした。慣れない始めてのDIYにして大きなものを作ったので土日が潰れました。柱は好きなだけ画鋲を刺せますし、今回のようにデスクを作って拡張するということも可能で、夢が無限大に広がります。不便だと思ったら改造を重ねて拡張することができるのは楽しいですね。ソフトウェアにアップデートをかけるような気持ちです。

折り畳みテーブルを作っていく

1.設計する

まずはどんなものを作るか考えていきます。 私はすぐに色んな事を忘れるので設計図を作ります。 設計図といってもiPadで写真を取って、そこに適当に寸法と線を書くだけです。 これで買い物に行ったときに、何が必要か迷うことはありません。

設計図

2. 材料調達

今回買ったものは次の通りです

  • 棚受け
    • 1400円くらい。
    • 今回のDIYの肝。
    • 固定用ねじもついてきた。
  • 板材
    • ホームセンターで500円くらい。
    • たぶん桐の板
  • 紙やすり
    • ホームセンターで100円くらい。
    • 240-320番くらいがいいらしい。
    • 板材にニスがしみこみやすくする。
  • 水性ニス
    • ホームセンターで1500円くらい。
    • 板材塗装用。
  • ペーパーウエス
    • ニスを伸ばすために使った。
  • 手袋
    • ニスが手につくのを防ぐ。
  • 養生テープとビニール
    • ニスが床に付くのを防ぐ。

下記は各アイテムについてのちょっとしたコメントです。 特に何も言うことがないものについては触れません。

棚受け

Amazonで買いました。設置が簡単そうだったのでこれにしました。 スクリューねじがセットでついてきたのもよかったですね。折りたたむのも簡単で満足しています。

紙やすり

木の表面を削ってニスが浸透しやすくします。 粗さは240-320番くらいのものを使います。 今回は初の試みとして、長持ちしそうな網やすりというのを使いました。

板材

縦600mm、横180mm、厚み20mmの板をホームセンターで買ってきました。 色は木材そのもののベージュっぽい色です。 家具をダークブラウンに統一しているので塗装します。

塗料

この間柱を作ったときは刷毛で塗る液体タイプを使ったのですが、今回は布で伸ばすペースト状のニスを使いました。 刷毛は2度塗りの際、1度目を乾燥させている間に毛先も乾燥して固まってきたりして、モヤっとしていました。 液体タイプはこぼれるのが心配だったり、使いきれなかったときの処理も面倒です。

ペーパーウエスでさっと磨いて、使い終わったペーパーウエスは捨てるだけなので後片付けが簡単でとてもよかったです。 大きな工作の時には大変かもしれませんが、小さいものならこれはいいかも。

ニスを伸ばすのにはペーパーウエスというのを使いました。 私はホームセンターのオリジナルブランドのものを使いましたが、なんでもいいと思います。

3. 木材をやすりで削る

それではついに着工です。

まずは汚れを防ぐため、養生テープとビニールで床を養生します。 ホームセンターでテープとビニールが一体化したアイテムが売っていました。便利なものがあるんですね。 ただ片側にしか養生テープがついていないので、もう片方は自分で養生テープを別途付けなければならず、ちょっと惜しい商品でした。(写真手前がビニールと一体化されていたもの、奥が自分で別途貼ったもの。)

紙やすりで気の表面をやすりがけしていきます。 ちょっとした汚れもこの工程で取りました。 角がとがっていて危ないので、エッジに丸みをつけるようにして、安全性を高めていきます。

やすり

4. 着色する

ニスを使って着色していきます。 ムラにならないよう、頑張って磨いて伸ばしていきましょう。 塗料によると思いますが2時間ほど乾燥させて、最後に乾拭きして完了です。

着色した木材

5. 板材に棚受けを取り付ける

棚受け付属のねじを使って板材と棚受けを固定します。 まずは位置合わせをして、ねじ穴に油性ペンで印を打っておきます。 電動ドリルで小さい下穴を開けたあと、電動ドライバーでねじをしめていきました。

棚受けの取り付け

6. 柱に取り付ける

最後に柱に取り付けて完成です。 要領はステップ5と同じなので割愛します。

完成

まとめ

柱に折り畳みテーブルを作りました。机と併せて使うことでL字テーブルのようにスペースを使えるようになりました。

使う材料も少なく、かなりお手軽にできました。工作時間は2,3時間くらいです。 興味がわいたら是非チャレンジしてみてください。


きゃべ / Masaya Kurahashi
きゃべ / Masaya Kurahashi
Software Engineer, Product Manager